完全に駆除とは言い切れません
毛じらみ駆除の最も簡単な方法は、陰毛を全部剃る事だとされています。確かに、こうすれば、生息可能域を極端に少なくする事が可能なので、毛じらみの大半を除去できる可能性はあります。
しかし、完治になるとは限らないので要注意です。
剃毛の仕方によっては、肛門周辺、もしくは、太ももの毛などに寄生してしまう場合があり、反対に被害が広がる事もあるそうです。
もしも剃毛される場合は、そうした事も考慮した上で行った方が良いと思います。
その他には、例えば、日頃から銭湯などを利用する場合は、剃毛している事で不思議に思われたりなんて事もあると聞きます。海外では、男女問わず陰毛を剃毛している事は、割と当たり前だそうですが、日本の場合は、そうもいきません。
生活を共にする人が居る場合も同様に、「なぜ陰毛剃っているの?」なんて聞かれた場合に、きちんと説明できるよう準備しておく方が良いかもしれません。
その他に注意すべき事として、シラミは、吸血できなくても2日~3日程度は、生きていられると言われています。
その間に下着や寝具など、陰毛以外の部分に残っていた毛じらみが再び感染するケースもあるそうなので、寝具や下着は、55℃以上のお湯で5分浸け置きした後に洗濯するか、もしくは、ビニール袋で密閉状態にして3日以上置くなどの処置も必要となります。
その特性を理解すれば、対処もそれほど難しくないと思いますが、慌てず現状を把握して、どの対処方法を選んでいくか考える猶予はあると思います。
どうしても、剃毛は避けたいというのであれば、成虫と幼虫だけでなく卵も駆除できるシラミンローションの使用が最適です。さらにシャンプーには、シラミなどの寄生虫が嫌いなニオイの成分(ニームオイル)が含まれているので予防にも用いる事ができます。
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